- 「カビが生えたらどうするの?」
靴にカビが生える原因は、素材にしみ込んだ汗や空気中の汚れ、雨やどろ跳ねなど様々です。
ただ、生えたからといって捨てなくても大丈夫です。まずは市販の靴クリーナーで表演のカビをしっかりと取り除いてください。
そして、直射日光の当たらない風通しの良い場所に2日程干してください。
※仕上げにカビ防止剤等も使用すると良いでしょう。
- 「水に濡れたらどうするの?」
雨や雪などで靴が濡れてしまったときは、まずは乾かすことが先決です。その時は靴中に広告や新聞紙等、水分や湿気を吸収しやすいものを詰めて乾かすと良いでしょう。
また濡れがひどい場合は途中で紙を取り換えてください。必ず自然乾燥を基本として、ストーブ等の熱風にさらさないようにしてください。皮が縮んでしまったり、合皮なら
溶けてしまうことがあります。
乾いた後はクリーナーでしっかりと皮の手入れを行い、飛んでしまった潤いを与えてください。
ポイントは、濡れる前の「防水スプレー」使用です!
- 「かかとの修理のタイミングは?」
靴を履いていると必ずカカトが擦り減っていきます。特にカカトの右半分が減る方が多いと思います。これは決して異常ではありません。人間の足は少なからずO脚気味になってるので、歩くときにカカトの外側から着地をします。ですので、むしろ右半分が擦り減っていることは、正しい歩き方が出来ていると言ってもいいのです。
しかし、この擦り減ってしまった靴を履き続けることは足に悪い影響を与えます。足が真っすぐに立ち上がらない状態で全体重が足首にかかります。これにより大きく負担を掛けることになります。ということで皆様の履いている靴を見ていただき、先のゴム部分がなくなる前に変えていただくことをお勧めします。ヒール本体が削れてしまうと、調整しないといけなくなり、ヒールを削ることになってしまいます。